【レノファ山口】バレインと練習試合3―2 2週間で攻守を修正 レノファ山口 きょう敵地で熊本戦
サッカーJ2レノファ山口は20日、熊本市のえがお健康スタジアムでロアッソ熊本と対戦する。現在、リーグ戦は6連敗中。まずは連敗を止め、シーズン当初に掲げた勝ち点55、失点45の達成に向けての歩みを進めたい。 公式戦がなかった先週末は13日に中国リーグのバレイン下関と練習試合を行った。30分3本の合計で3―2と勝利したが、攻守で課題も見られたという。攻撃に関しては再三、相手ゴール前に攻め込みながら3得点だった。「最終局面のプレーの質は本当に修正していかなければならない」と志垣良監督。不用意なパスから2失点した守備についても修正は不可欠だ。 ただ、試合の間隔が空いたことで修正の時間ができたことは大きい。16日の全体練習では練習試合の反省点を修正しようと、声を出すスタッフや選手の姿もあった。また、ボールを保持しながら特徴的な戦い方を熊本との対戦を前に十分な準備期間を確保できることも好材料と言える。「熊本戦の前に2週間の準備期間はあることは大きい」と志垣監督。 山形戦で途中出場し、ゴールを脅かすプレーも見せた小林成豪は「動きの質やタイミングにこだわりながらアグレッシブに戦い、勝利を目指す」と静かに闘志を燃やす。 ◇ 【熊本情報】12勝6分け16敗、勝ち点42の14位。過去の対戦は山口の3勝2分け6敗。直近5試合は4勝1敗と好調で一気に残留争いを抜け出した。石川大地が7ゴール、大本祐槻は7アシストとチームの攻撃をけん引する。