3冠馬コントレイルをクビ差追い詰めたアリストテレスが引退 阪神競馬場で乗馬に転身
JRAは12日、2021年のGⅡアメリカJCCの覇者アリストテレス(牡7・音無)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は阪神競馬場で乗馬となる予定。 【写真】アリストテレス唯一の重賞勝ち 同馬は父エピファネイア、母ブルーダイアモンド(その父ディープインパクト)の血統。19年の9月にデビューし、10月に初勝利。翌年は2勝を挙げ、秋のGⅠ菊花賞に挑戦した。レースでは無敗での3冠制覇がかかっていたコントレイル相手に徹底マークを敢行し、最後の直線ではクビ差まで追い詰める走りを見せた。 古馬になってからは先のアメリカJCCを制覇したが、その後は勝ち星を挙げることができず、今年6月1日のGⅢ鳴尾記念(9着)がラストランとなった。 通算成績は26戦4勝、獲得賞金2億2233万円(付加賞含む)。
東スポ競馬編集部