この春お迎えしたい「季節の定番花6選」富良野のラベンダー、ひたちなかのネモフィラ…我が家の庭で育ててみよう【ガーデニング春だより】
有名観光地の花をわが家の庭に!春ガーデニングの定番花3選
●ネモフィラ[一年草] ネモフィラといえば、茨城県のひたち海浜公園みはらしの丘が有名ですね。「ネモフィラブルー」とも呼ばれる花色は、淡く澄んだ空色。魅力的な春の定番花です。 地面を這うように成長するため、春花壇の縁取りやハンギングにおすすめ。春の寄せ植えの一員として、鉢植えにしても素敵ですよ。 ネモフィラの苗を植えるときは、根を崩さないようにしましょう。こまめに花がら摘みをすると、長くたくさんの花を楽しめます。 ※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗) ●ラベンダー[常緑多年草] 北海道の富良野地方で有名なラベンダー。他にも日本各地にラベンダー園やラベンダーパークと名の付く名所がありますね。春の終わりころから初夏に、よい香りのする紫色の花を咲かせるハーブです。 春花壇やハーブガーデン、鉢植えにもおすすめです。花を収穫してお部屋に飾ったり、ドライフラワーにしたりと、楽しみ方がたくさんあるラベンダー。常緑多年草なので、一度植えれば毎年お花を楽しめます。 やや乾燥した環境でよく育ち、蒸れに弱いです。梅雨前に収穫を兼ねて剪定し、株の中の風通しをよくしておきましょう。イングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーは寒冷地向き、フリンジドラベンダーやレースラベンダーは暖地向きの品種です。 ※参考価格:200~700円前後(3号ポット苗) ●シバザクラ[常緑多年草] シバザクラも千葉県の東京ドイツ村や兵庫県の芝桜園など、各地に名所があります。地面を這うように育ち、春にサクラに似た花が地面を覆うように咲くため、サクラの絨毯を楽しめる定番花です。 ほふく性の常緑多年草なので、グランドカバーにおすすめ。少し段差のある場所に植え、こぼれるように垂れ下がる姿も素敵です。 蒸れに弱いので、花後に少し刈り込んで梅雨と夏に備えましょう。広がりすぎてしまったら、好きな場所で切り戻せます。 ※参考価格:100~400円前後(3号ポット苗)
まとめ
今すぐお庭にお迎えできる、春の定番花を6つご紹介しました。植えてみたい植物はありましたか? 定番の花は話題性もあり、花の名前も覚えやすいので愛着がわきますよ。春花壇や鉢植えを春の定番花で彩りましょう。
LIMO編集部