ビヨンセ、「白人になろうとしている」「肌を漂白している」と批判される 母ティナが猛反論
先週末ビヨンセのコンサート映画『Renaissance: A Film By Beyoncé(原題)』のワールドプレミアが開催された。主演のビヨンセも来場、カメラの前に姿を見せた。ビヨンセはプラチナシルバーの髪にシルバーの「ヴェルサーチェ」のドレス姿という、全身銀色でまとめたルックスだった。 【写真】おしゃれ歌姫ビヨンセの誕生~最新ファッションまでの変遷ストーリー
これを見た一部のヘイターから「ビヨンセは白人になりたがっている」という声が浮上した。またこれまでもたびたび言われてきたが「ビヨンセは黒人ではない」とルーツを疑うコメント、「肌を漂白しているのでは?」と憶測する書き込みも出てきた。するとビヨンセの母ティナ・ノウルズが猛反論。インスタグラムに長文のメッセージを投稿した。ティナ曰く「彼女の仲間の中に憎しみと嫉妬から愚かな物語を流し続けている人がいることはなんて悲しいことだ」。ビヨンセと同じアフリカ系の人々が彼女を中傷していることを嘆いている。
ティナはツアー「Renaissance」のテーマカラーがシルバーだったことに言及。だから髪色も衣装もシルバーだったと説明している。ちなみにプレミアで用意されたのもレッドカーペットではなくシルバーカーペットだった。「それなのにあなたたちは彼女が白人女性になろうと肌を漂白していると決めつけるのか?」と怒りを露わにしている。
ティナは娘を弁護するメッセージを発表したのは「ビヨンセの黒人性について議論する権利があると思った『TMZ』の白人女性が、彼女のヘアスタイリストにコンタクトを取ってきたからだ」と説明、それに「血が沸騰するくらい」怒りを感じたという。「そして本当に一番残念なのは一部の黒人がSNSに投稿していること。嘘をつき、ごまかし、理解できないほど無知であるかのように振る舞っている。黒人女性はエタ・ジェイムズの時代から髪をプラチナにしてきた。美しくて才能のある黒人セレブたちはみんな一度は同じことをしてきた。彼女たちも白人になろうとしているというのか?」。