〔ロンドン外為〕円、161円台前半(4日正午)
【ロンドン時事】4日午前のロンドン外国為替市場では、米利下げ観測が高まる中、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=161円台前半に強含んだ。正午現在は161円01~11銭と、前日午後4時(161円28~38銭)比27銭の円高・ドル安。 円は朝方は161円30銭台で取引され、いったん同40銭台半ばまで軟化したものの、その後はじりじりと水準を切り上げた。前日の米経済指標が景気の減速を示す内容だったことから、米利下げ観測が再燃した。ただ、この日は米国市場が祝日のため休場で、翌日には米雇用統計の発表も控えていることから、積極的にポジションを取る動きは限られている。 対ユーロは1ユーロ=173円91銭~174円01銭(前日午後4時は174円28~38銭)と、37銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0796~0806ドル(同1.0801~0811ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2752~2762ドル(同1.2756~2766ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8996~9006フラン(同0.9007~9017フラン)。