慶応の昨夏甲子園V右腕の小宅雅己が横浜打線につかまり4回途中4失点でKO 被安打は全て長打
<高校野球春季神奈川大会:慶応-横浜>◇28日◇準々決勝◇サーティーフォー保土ケ谷球場 【写真】力投する 慶応・小宅雅巳 昨夏の甲子園優勝投手の小宅雅己投手(2年)が、横浜打線につかまり降板した。 先制パンチを浴びた。1回表、1番阿部葉に初球の直球を右中間二塁打とされ、2死二塁からプロ注目の4番椎木に甘く入ったスライダーを左翼席に完璧に運ばれた。 2回以降は落ち着きを取り戻すも、5回に再びつかまった。先頭の9番奥村頼に左翼線二塁打を浴び、1死二塁から2番奥村凌にまたもスライダーを右越えの適時二塁打とされ、降板した。4回1/3を4安打4失点3四死球。被安打は全て長打だった。代わった投手も適時打を浴び5回を終えて4点をリードされた。 小宅は昨秋までエースナンバーを背負ったが、今大会は調整遅れで背番号「11」でベンチ入り。4強をかけたマウンドで思うような投球ができなかった。