全面戦争「回避すべきだ」 バイデン氏、レバノン情勢
【ワシントン共同】バイデン米大統領は29日、イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの交戦を巡り、全面戦争への拡大は「回避するべきだ」と強調した。記者団に対し、イスラエルのネタニヤフ首相と近く話すと明らかにした。 米国務省は29日、ブリンケン国務長官が同日、フランスのバロ外相と電話会談したと発表した。イスラエルとヒズボラの交戦に関し、対話の努力により紛争拡大を防ぐ重要性を確認。パレスチナ自治区ガザの停戦合意交渉についても意見交換した。ブリンケン氏はイスラエルの自衛権への支持を表明した。