「はるかに手応えはいい」堂安律、バイエルンの世界的SBと対峙して感じた “成長”。味方の得点直後に取った行動には「いいディスカッションができた」【現地発コラム】
「攻撃のところは満足していい結果だと思う」
やるべきことが整理された後は右SBキリアン・シルディリアとコミュニケーションを交わしながら、高い位置にポジションを取ろうとするゲレイロをうまく試合の流れから消していくことに成功。重要な役割をクオリティ高く実践し、チームに貢献し続けている。 フライブルクはブンデスリーガ直近７試合で１勝２分４敗と勝点がついてきていない。だが、堂安は悪くはない感触をつかんでいる。 「足下を見て、内容にフォーカスすれば、結果はついてくると思う。内容に関しては、失点はもちろんありますけど、攻撃のところは満足していい結果だと思います。続けていくことに意味がある。ありがたいことに、次のコンペティション、ヨーロッパリーグでウェストハムとの試合がある。少しずつですけど、良くなってるんじゃないかな」 ヨーロッパリーグはベスト16でウェストハムと対戦し、ブンデスリーガは残すところ10試合。起爆剤としての堂安の活躍に期待したい。 取材・文●中野吉之伴
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