【残業地獄…?】応募先が「裁量労働制」。残業って無限に発生するのでしょうか?
裁量労働制を適用しても残業代が支払われるケース
裁量労働制が適用されたとしても、以下に該当する場合は手当が支払われます。 ・みなし労働時間が8時間を超える ・深夜労働や休日労働を行った 事業場の時間外労働の割増賃金率25%だとして、みなし労働時間10時間、1時間あたりの基礎賃金が3000円の労働者の残業代は、以下のように計算します。 ・1日あたりの法定外労働時間:10時間-8時間=2時間 ・1日あたりの残業代:2時間×3000円×1.25=7500円
裁量労働制は残業が無限に発生する制度ではない
裁量労働制には「みなし労働時間」が設定されていますが、法定労働時間を超えた場合は残業代が発生します。裁量労働制の導入時には労働者の同意が必要となるため、入社時に内容を正しく確認しましょう。 また、残業代の発生対象にも関わらず支給されない場合は、会社にその旨を伝える、所轄の労働基準監督署に相談することを視野に入れてください。 出典 厚生労働省 裁量労働制の概要 厚生労働省 現行の裁量労働制について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部