【韓国】大統領の拘束令状執行めぐるバトル…その時、大統領夫人はのんびり犬散歩していた?
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に拘束令状がまさに執行されようとしていた3日、大統領公邸への高官犯罪捜査庁(高捜庁)の突入を大統領警護庁が阻止し、一触触発となっていた午前9時過ぎの時間帯に、大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が、愛犬の散歩をしていたとの指摘が野党からあがった。複数の韓国メディアが6日までに報じた。 最大野党・共に民主党は5日「史上前例がない現職大統領逮捕の緊迫した状況で、金建希氏は犬の散歩をしていた疑いがある」と発表。複数の韓国メディアが伝えた。3日の拘束令状の執行は、大統領警護庁の抵抗で阻止され、断念されていた。 ユーチューブ・チャンネル「猫ニュース」は、その犬の散歩を望遠カメラで撮影したとして、5日に2分以上の映像を公開。「白いジャンパーを着た金建希氏のような人物が愛犬を8分間、散歩させていた」とナレーションを付けた。 大統領室側は、その映像を公開したユーチューバーを含め、公営放送MBC、SBSとJTBCの4社を「“(撮影禁止の)大統領官邸内を撮影した”などの関連法違反で告発する」と発表した。