2月に吉幾三さん座長の特別公演/明治座(東京)
青森県五所川原市(旧金木町)出身の歌手吉幾三さんが座長を務める特別公演が2月7~24日、東京・明治座で開かれる。シンガー・ソングライターとして楽曲制作や提供、弟子の育成など長年、第一線で活躍してきた吉さん。東奥日報の書面インタビューに対し「長丁場の舞台だが私自身も楽しみ」と意気込む。地元・青森のファンに対し「からだっこ気ぃつけでな。まっちゅうはんで」と津軽弁で来場を呼びかけた。 創業150年以上の歴史を誇る明治座。東京を代表する劇場として親しまれ、時代劇公演や芸能人を座長とする歌謡ショー形態の公演(座長公演)でにぎわってきた。吉さんの明治座での座長公演は、芸能生活50周年を記念した2022年7月以来2度目。第1部では東京・日本橋人形町を舞台に前回同様、笑ってほろっと泣ける人情喜劇を繰り広げる。 第2部でのオンステージについては「一度耳にしたら忘れることのできないメロディーの数々で彩る“吉幾三の音楽の世界”」とPR。数々の名曲や爆笑トークを披露する予定だ。 吉さんは24年12月5日、青森市のカクヒログループスーパーアリーナ(市総合体育館)で自身初となるアリーナでのコンサートを開催。「寒かった」と本音を交えつつ「アリーナいっぱいにお客さんも集まってくださり本当に感謝」との感想も寄せた。