THE RAMPAGEがサイヘリツアー21公演を完走! 吉野北人「僕らは止まらない!」9月に東京ドーム公演
16人ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEが7月21日、千葉・ららアリーナ東京ベイで、アリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 “CyberHelix” RX-16」のフィナーレを迎えた。メンバーは充実した表情でファンに感謝の気持ちを届けるとともに、さらなる飛躍を誓った。 パワフルな“24”、美しく壮大なラスト、さらに進化を遂げたTHE RAMPAGEのライブ 4月6日に長野で開幕し全国11都市で21公演。約7カ月にわたり前後半で展開した前年のツアーに比べると、約3カ月半に凝縮し集中した“ジェットコースターのような”ツアーだった。5月の仙台公演から“24”(ニーヨン)の呼び名で親しまれるEXILEから継承した24シリーズの最新曲「24karats GOLD GENESIS」(7月24日リリース)も加わって、16人もライブもアップデートし続け、THE RAMPAGEのエンタテイメントを提示して、オーディエンスを喜ばせ、圧倒し続けた。 最終公演も同じだった。開演5分前からスクリーン上でカウントダウン表示が始まり、残り10秒を切ると、客席が自然に声を合わせ、ライブがスタート。ボーカル川村壱馬のきっかけで大きなスクリーンが分割してメンバーが登場すると、ツアーのテーマ曲「CyberHelix」で幕切れ。そのままドラマティックな「SILVER RAIN」、さらに「WAKE ME UP」「ELEVATION」とアップテンポな楽曲を次々に繰り出して、オーディエンスを一気にライブに引き込んだ。 冒頭から総立ちでフラッグを振って盛り上がる客席に川村は「めちゃ激盛り!激盛り上がりで!」と喜べば、RIKUも「最高!最高だ!みんな仕上がっている」と大感激。そんなオーディエンスの様子を、吉野北人は「……ファイナルってことで」と汲み取って笑顔を見せた。 「ここからジェットコースみたいなライブになります。最後までぶっ飛ばして……いきますか」と川村。ツアー初日から本ツアーをジェットコースターに見立ててきたが、この日もその言葉の通りに、ベストアルバム『”16SOUL” & “16PRAY”』に収録されたTHE RAMPAGEのレパートリー、ヒップホップやギターが唸るロック調の楽曲や3人のボーカルが生きるバラード、グループの代名詞ともいえるラテン調のナンバーなど、アンコールやメドレー、パフォーマーの魅力を余すところなく感じられるダンストラックをパフォーマンス。約2時間30分の公演時間の間、リミッターを振り切って最後の公演を駆け抜けるメンバーへの熱狂と、彼らの一挙手一投足をじっと見つめる静けさとが交互に会場を支配した。 本編ラストのMCで、吉野は「改めてLDH最高だなって思いました。勝ち負けじゃないですけど……もう本当に勝つ気で、これからTHE RAMPAGEとしてもっともっと大きい景色を見て、皆さんと共に最高の景色を見たいと改めて感じました。次は(東京)ドームです。皆さん、僕ら止まらないですよ。ついてこれますか?」と、9月の東京ドーム2デイズ(9月11・12日)をアピール。 RIKUは、吉野からの流れのまま「皆さん楽しかったですか?」と客席に呼びかけると、「これがTHE RAMPAGE。今の全部です」と充実した表情で、「北人が伝えたように、僕たちもっと大きくなって、皆さんにもっと大きなLDHを届けていくのでついてきてくれますか?」。会場の大きなレスポンスに「本当にありがとうございます。最高です」と結んだ。 川村は「ナイスです」と2人の熱い言葉を受けとると「ドームではヤバいのはもちろん見せるし、ぜひ来ていただきたいと思うんですけど……ワンチャン、(今日の)千葉も負けてなかったぐらいの盛り上がりを残したいなとか思わない?」と笑みを浮かべ、「いくぞ、てめえら!」と観客が待ちわびていたフレーズを放って「SWAG & PRIDE」になだれ込み、本編を締めくくった。 アンコールでは、パフォーマー5名によるヒップホップユニットもMA55IVEもラップで登場する新曲「24karats GOLD GENESIS」をボーカルの熱い歌唱とパフォーマーの力強いダンスで“THE RAMPAGEのEXILE魂”を魅せつけ、エナジーがほとばしる「100degrees」でこれでもかとダメ押しすると、アリーナから4階席まで観客が振るフラッグで波打った。 ラストはここまでの20公演を幕引きして来た壮大なバラード曲「STARRY LOVE」で、ツアーもフィナーレ。アンコールで披露した2曲から雰囲気は一転、全員ホワイトの衣装で、ボーカルが歌う包み込むようなメッセージと、パフォーマーが柔らかい布をひらひらとさせながら踊る美しいパフォーマンスが組み合わせられたステージに会場は針を落としても聞こえそうなほどの静けさが広がり、パフォーマンスが終了とともに拍手が沸き上がる様子はさながらクラシック音楽のコンサートを思わせた。観客も、メンバーがステージを後にし、ピアノの音が消えても、急いで席から立ちあがる様子もなく、余韻を楽しんでいた。 THE RAMPAGEは、24日に「24karats GOLD GENESIS」をリリース。それに合わせたリリースイベントも続いている。9月には東京ドーム公演を控え、16人は走り続ける。
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