ガザ市挟撃へ地上戦強化 イスラエル軍、陸海空連携
【エルサレム共同】イスラエル軍は1日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで拡大地上作戦を続けた。ハマスの拠点があるとみる中心都市のガザ市に向け、南北から挟撃する方針とみられる。軍報道官は、陸海空で連携し、ハマスの対戦車ミサイル発射拠点や監視所などを破壊し、戦闘員も多数殺害したとしている。 イスラエルメディアによると、ネタニヤフ首相は1日「長い戦争になる」と改めて述べた。 軍はガザ北部に戦車や歩兵、戦闘工兵などを投入。ハマス戦闘員との接近戦も繰り広げ、ガザに張り巡らされた地下トンネル内のハマス拠点も攻撃した。 軍報道官は1日、紅海付近で前夜、飛来物を撃墜したと明らかにした。
