和歌山・彦根で近畿今季最初の初雪、豊岡市などで近畿今季初の積雪を観測 本格的な冬が到来!
和歌山・彦根で初雪、兵庫・豊岡市などで積雪を観測 いずれも近畿今シーズン初
きょう17日(日)は冬型の気圧配置が強まり、近畿地方の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込んでいます。
近畿北部には断続的に雪雲が流れ込み、兵庫県北部の兎和野高原(うわのこうげん)では午前5時から積雪となり、正午に14cm、豊岡市では6時から積雪となり、正午に6cmの積雪を観測するなど、近畿地方では今シーズン初の積雪となりました。 ▼近畿地方のきょう正午現在の積雪深 ・兵庫県香美町兎和野高原 14cm ・兵庫県豊岡市 6cm ・兵庫県香美町香住 7cm ・京都府京丹後市峰山町 7cm ・滋賀県長浜市余呉町(柳ケ瀬)1cm
また、雪雲は近畿中部の一部にも流れ込み、和歌山地方気象台は午前6時ごろにみぞれを観測。 彦根地方気象台でも午前11時前にみぞれを観測しました。和歌山は平年より1日早く、昨シーズンより1日早い初雪、彦根は平年より7日遅く、昨シーズンより3日遅い初雪の便りとなり、近畿地方の今シーズン最初の初雪となりました。 そして、近畿地方に隣接する徳島地方気象台でも、平年より1日早く、昨シーズンより1日早い初雪を観測しました。
あす以降も真冬の寒さ続き木曜以降は一層寒く 近畿北部は大雪に注意
あす18日(月)にかけては冬型の気圧配置が続く見込みです。あすは次第に寒気が弱まるため、雪は次第に冷たい雨へと変わりそうです。 19日(火)の午後から20日(水)の朝にかけては本州の南の海上を低気圧が通過し、中部や南部を中心に冷たい雨が降るでしょう。 20日(水)の午後からは一気に冬型の気圧配置が強まり、今回流れ込んでいる寒気よりもさらに強い寒気が流れ込んでくる見込みです。近畿北部では雪が降り続き、雪が積もるでしょう。雪雲がかかり続けた場合、大雪となるおそれがあります。中部や南部でも雪が舞い、和泉山脈周辺を中心に雪の積もる所がありそうです。交通機関に影響の出る可能性があるため、最新の気象情報や交通情報をチェックしてください。車の運転も場合によっては控えるなど、十分注意してください。 (ABCウェザーセンター気象予報士 真治大輔)