朝起きると隣に死体が…古川はる率いる四季の沂、次回作は「鵺的恒常記」
四季の沂 第3回公演「鵺的恒常記」が、12月14・15日に東京・寺子屋大吉で上演される。 四季の沂は、昨年旗揚げされた劇団。第3回公演となる今回は、主宰の古川はるが脚本・演出を手がける。朝起きると、隣に死体が転がっていた。殺した覚えはないのに、“私”の手は赤く染まっていて……。出演者には古本ミユ、瑶、るい乃あゆが名を連ねた。 上演に向け古川は「今回は、女性3人がルームシェアをしているお話です。人間、どんなに邪悪な感情を抱いていても、それを現実化させない限り、罪を問われることはありません。でも、どうしても我慢できなくて人生棒に振ってでも現実に起こしてしまいたい、そんな感情に陥った際、どうするのでしょう。そんなテーマを軸に書いていますが、完成してみるとまったく違うものになっているかもしれません。12月の寒空の下、あたたかい劇場でお待ちしております」とコメントしている。 ■ 古川はるコメント 四季の沂の公演は、三回目となります。 自分自身では緩やかな会話劇を描いているつもりですが、どこか不思議で不穏な世界観を描くことが多いと周りには言われます。 今回は、女性3人がルームシェアをしているお話です。人間、どんなに邪悪な感情を抱いていても、それを現実化させない限り、罪を問われることはありません。でも、どうしても我慢できなくて人生棒に振ってでも現実に起こしてしまいたい、そんな感情に陥った際、どうするのでしょう。そんなテーマを軸に書いていますが、完成してみるとまったく違うものになっているかもしれません。 12月の寒空の下、あたたかい劇場でお待ちしております。 ■ 四季の沂 第3回公演「鵺的恒常記」 2024年12月14日(土)~2024年12月15日(日) 東京都 寺子屋大吉 □ スタッフ 脚本・演出:古川はる □ 出演 古本ミユ / 瑶 / るい乃あゆ