「パワハラをしていないことの証明をきちっと公にしてもらいたい」 町の職員に対しパワハラ行為疑惑 公表された町議会議員が迷惑行為を受けたとして美郷町を提訴 島根県美郷町
日本海テレビ
町の職員に対しパワハラ行為をしたとされる島根県美郷町の町議会議員が、美郷町を訴えた裁判の第1回口頭弁論が12月23日に松江地裁で行われました。 訴状などによりますと今年9月、島根県美郷町の藤原みどり町議会議員が町の職員を立たせたまま30分以上質問し、大声で態度や資質に関わる発言を繰り返すパワハラ行為があったと嘉戸隆町長が公表しました。 藤原議員は、虚偽の発表で名誉を傷つけられた上、迷惑電話が何度もかかってきたり、身に覚えのない商品が自宅に送りつけらたりするなど、精神的苦痛を受けたとして、美郷町に対し350万円の損害賠償を求めていました。 12月23日の裁判で藤原議員は「町政について職員に質問するのは議員として当然の行為で、故意に立たせてはいない」と主張しました。 裁判後、藤原議員は取材に対しー。 藤原みどり 議員 「言ったじゃないのいや言わない…というので声が少し大きくなったということは私は正直に述べております。パワハラをしたことではないことの証明をきちっと公にしてもらいたいと思います」 一方、美郷町は全面的に争う姿勢で、次回の口頭弁論までに文書で反論することにしています。