伝統と歴史のある西洋銀座のフレンチがよみがえる〈レストラン西洋銀座〉!
クラシックな料理を軽やかに仕上げたのが“フランス産フォアグラのソテー金柑を添えて”。表面をカリカリに焼いたフォアグラには白胡麻がトッピングされ、コクが増している。金柑のコンポートとオレンジのソースは甘味と酸味のバランスが素晴らしく、フォアグラの脂に寄り添う。
“市場直送鮮魚 九条ネギとトリュフのナージュ仕立て”は九州・玄界灘のスズキを用いた魚料理。スズキは身に弾力があって、滋味もたっぷりだ。昆布の出汁と刻んだトリュフのソースが、スズキの俊味を底上げする。上には菊の花があしらわれ、添えられた菜の花のフリットが力強く、その苦味が全体を引き締める。
口直しの定番は“北海道山本牧場WildMilkのシャーベットと季節のマリアージュ”。フレッシュな柿と柚子のゼリー、ミルクジャムがのせられたミルクのソルベ、花穂紫蘇といった構成。口中をさっぱりとさせながらも、魅惑的な香味が口福を満たしてくれる。
正統派のフランス料理だから、ワインをマリアージュさせて、食事をより楽しみたい。 ハウスシャンパーニュは“モエ アンペリアル リミテッド エディション”。ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネがバランスよく配合された一本で、コクのある喉越しとフレッシュな後味で、前菜からメインディッシュ、デザートまでと何にでも合う。 “ドミニク ローラン ブルゴーニュ シャルドネ 2019”はフランス・ブルゴーニュ地方の白ワイン。凝縮された洗練されたシャルドネで、上品な魚料理にぴったりだ。 肉料理に合わせたいのが、フランスのAOCクローズ・エルミタージュの“ミシェル・シャプティエ クローズ・エルミタージュ ルージュ レ メゾニエ ビオ 2020”。肉厚なタンニンやボリューム感があるので、肉の旨味を寛容に包み込んでくれる。 〈レストラン西洋銀座〉の料理コンセプトは“記憶に残る料理”。伝統と歴史のある西洋銀座のフレンチなら、“記憶に残るデート”になることは間違いなし!
●レストラン西洋銀座
住所:東京都中央区銀座6-8-3 銀座尾張町TOWER 9F 営業時間:11:30~15:00(最終入店13:30)、17:30~22:00(最終入店19:30) 定休日:月曜、第2火曜、年末年始 TEL:03-6280-6570 ※サービス料別
文=東龍