約180万円のトヨタ新型「ハイラックス“ランガ”」公開! カクカクボディ&MT採用!? 斬新「3列7人乗りSUV」も初展示!? インドネシアでお披露目
新型「ハイラックスランガ」を発表! 注目は「3列7人乗りSUV」
2024年10月15日にトヨタは、新型「ハイラックスランガ」をインドネシアで発表しました。 【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「ハイラックス”ランガ”」を画像で見る(77枚) その会場では、荷台の拡張性が高い同車の特性を活かした様々なカスタムモデルを展示。 なかには「SUV コンセプト」と呼ばれる7人乗りSUVが含まれていたようです。どのようなモデルなのでしょうか。
世界で活躍しているクルマの中には、日本では発売されていないモデルが多くあります。 その理由は、「日本人のライフスタイルに合わない」や「販売価格とコストが見合わない」など様々です。 しかし、昨今では海外で生産し発売したモデルを、“逆輸入”という形で日本発売するケースも少なくありません。 トヨタ「ハイラックス」もその1台です。日本で販売した結果、ハイラックスはヒットモデルとなって、日本でピックアップトラックの新たな市場を作りしました。 そんなハイラックスは近々、モデルチェンジを行うという噂もありますが、それよりも日本のユーザーの間で注目されているのが、タイで生産されている「IMV0」。 タイでは「ハイラックスチャンプ」、インドネシアでは「ハイラックスランガ」、フィリピンでは「ハイラックスタマラオ」、南米では「ハイラックススタウト」など国によりサブネームが異なります。 IMVシリーズは東南アジア地域を中心に、現地のニーズや価値観を基盤したクルマです。 新世代と呼ぶにふさわしい未来的なデザインと、様々なシーンに対応できる拡張性は日本でも注目を集めました。 なお、タイのハイラックスチャンプは、2024年1月に東京オートサロン2024でお披露目。 さらに7月には群馬パーツショー2024にも展示され、日本発売に向けて、マーケティングリサーチ中であることが明かされました。 さらにこの10月には、インドネシアで「ハイラックスランガ」として発表。 タイと同様に、2リッターガソリンエンジンと2.4リッターディーゼルを用意され、それぞれに6速ATと5速MTを設定。 駆動方式は2WDのみですが、ボディはショートシャシ(全長4970mm×全幅1785mm×全高1735mm、ホイールべース2750mm)とロングシャシ(全長5300mm×全幅1785mm×全高1735mm、ホイールベース3085mm)の2タイプがあります。 このIMV0シリーズの特徴は、クルマとして70%をメーカーが完成させ、残りの30%はユーザーの使い方に合わせてカスタムできるという点です。 これによりコマーシャルユースだけでなく、レジャーユースにも転用できます。 その一例として、インドネシアのハイラックスランガの発表会に展示されたのが、“SUV仕様”でした。 現在ではスタンダードなカテゴリーとなったSUVですが、その源流はピックアップトラック。 アメリカの若年層がピックアップトラックの荷台にキャノピーを取り付けて、多人数乗車と多用途を実現したのがはじまりと言われています。 このアイデアが後に、「ハイラックスサーフ(4ランナー)」や日産「テラノ」といった1980-1990年代の日本でヒットモデルに繋がりました。