10月は県内で車による事故など相次ぎ8人亡くなる 11月12月は交通違反取り締まり強めるなど「特別強化期間」に【徳島】
JRT四国放送
徳島県内では、10月に入って車による事故や転落が相次いでいます。 10月31日に、徳島県那賀町の事故で亡くなった男性1人を含め、10月の1か月間で8人が亡くなっています。 13日には、鳴門市北灘町の国道で夫婦が乗った乗用車が電柱に衝突し、妻が亡くなりました。 その後、夫は無免許だったことがわかり、「無免許過失運転致死」の疑いで逮捕されています。 同じ日に三好市池田町では道路を歩いていた男性が軽トラックにはねられて亡くなり、現場から逃走していた73歳の男がひき逃げなどの疑いで逮捕されています。 また、この日、吉野川市山川町の山中では軽乗用車が転落し、乗っていた4人のうち2人が亡くなりました。 21日には、吉野川市鴨島町で自転車を押して国道を渡っていた75歳の女性が普通乗用車にはねられ死亡。 23日には、徳島市のアスティとくしまの敷地内にある道路から普通乗用車が川に転落し、運転していた男性が死亡。 25日には、海陽町で軽乗用車が川に転落し、乗っていた男性ひとりが亡くなっています。 多発する重大事故を受け、徳島県では10月17日から31日までを「集中啓発強化期間」とし、交通安全の呼び掛けなどを強化していましたが、こうした事態を重く受け、11月と12月を交通違反の取り締まりを強める「特別強化期間」と定め、徳島県内各地で啓発キャンペーンや一斉取り締まりなどを実施することにしています。