干支にちなんだ白蛇型のマグネット100個 初詣の檀家らに配布「毎年楽しみ」
舞鶴支援学校(京都府舞鶴市堀)高等部の生徒が木工で2025年の干支(えと)「巳(み)」の白蛇をかたどったマグネット100個を作った。生徒たちの自信作で、購入した京都府京丹波町の寺院が、初詣に来る檀家らに配る。 職業自立コースの「木工班」に所属する6人が作った。設計通りに糸のこで板を切れるよう、4月から練習を重ねてきた。 大きさは10センチ弱で、白蛇がとぐろを巻いた様子を表すシンプルなデザイン。 京都府京丹波町口八田の大通寺住職田原良英さん(71)が同校の干支のマグネットを気に入っており、「毎年受け取るのを楽しみにしている」と話す。4日に同校を訪ね、生徒たちから受け取った。 高等部3年の生徒(17)は「丸いところが多かったので、(角張って)カクカクしないように頑張りました。100個作れたときは達成感がありました」と話した。