直近では「KAT-TUN亀梨」への殺害予告も…「STARTO」がついにSNSの不適切投稿に対応
誹謗中傷に対して事務所サイドが本格的な対応を始めた!
SNSの普及と比例するように増えている誹謗中傷や加害予告。その対象の多くは、プロのスポーツ選手やアーティスト、タレントなどで、その投稿によって活動が妨げられたケースは少なくない。 【写真】岡田准一、キムタク…FRIDAYが撮った 新旧ジャニーズ熱愛ツーショット15連発 そんな状況を改善するために、ファンの力を借りようとしているのが、数多くの人気アイドルを擁するSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)だ。8月23日に「所属タレントを守るため、権利侵害通報窓口」(原文ママ、以下同)を設置したと発表。 事務所サイドが本格的な対応に乗り出したようだ。こうしたSTARTOの姿勢を評価する声が上がっている。 STARTOの公式サイトは「当社契約タレントへの権利侵害に関する通報窓口を設置」と題したお知らせをアップ。「IT化が進み便利な社会になった反面、SNSなどを通じたネット上の加害予告や誹謗中傷といった悪質な書き込みが年々増加し、大きな社会問題となっています。当社契約タレントへも、毎日のように加害予告や明らかな誹謗中傷が起こり、看過することができない事案が確認されております」と、実情を記した。 中には、同社が「未確認だった問題」について、ファンからの情報提供をもとに解決に向かった事例があり、タレント側も感謝していたとか。そこで、このほどファンが「タレントへの権利侵害の可能性がある情報」をスムーズに提供するための窓口を設置。 今後は事務所サイドが全ての通報に目を通すといい、「外部弁護士を含め問題をしっかりと把握し対応してまいりたい」と、宣言している。 「STARTOがこの声明を発表した直前には、King & Prince・永瀬廉の殺害予告を書き込んだとして、岡山県の50代女性が脅迫の疑いで書類送検されたというニュースが報じられたばかりでした。『時事ドットコム』(21日配信)の記事などによると、送検容疑は昨年12月23日午前3時頃、インターネット掲示板『5ちゃんねる』に『永瀬刺し殺すぞ』と書き込んだ疑いがあったようです。 捜査関係者によれば、女はKing & Princeの元メンバー・平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太からなるユニット・Number_iのファンで、『掲示板に永瀬さんのファンが同グループへの中傷を書き込んだためやり返した』といった趣旨の話をしていたそうです」(スポーツ紙デスク) なお、STARTOは9月2日にも、WEST.の中間淳太に関する「名誉毀損記事・投稿」への注意喚起を行っている。同社は、中間が6月に自身のX(旧ツイッター)にて、郵便箱の写真を載せた件(当該の投稿は削除済み)をめぐり、虚偽の記事がSNSで拡散されたことを問題視。 「一部の悪質な記事やSNSの投稿を名誉毀損行為として、法的措置をとる」と発表し、以降も虚偽の記事やSNS等での誹謗中傷投稿に対して、法的措置を含めた厳格な対応をしていくというスタンスを示した。 ◆事務所の対応への姿勢を見てファンは…… STARTOの発表を受けてファンからは、 〈事務所はとことんやってください〉 〈STARTOがタレントたちを守るという姿勢を見せてくれて、安心した〉 〈STATRO、こんなに対応してくれるとは! タレントたちを守る姿勢にとても感動してます〉 と、安堵の声が広がっている。 一方、STARTOのタレントに関しては、8月中旬にKAT-TUN・亀梨和也に対する殺害予告が話題を集めたことも。亀梨は、同17日に東京・代々木公園のイベント広場で行われた『タイフェアin東京-THAI EXPO TOKYO 2024』のトークセッションにゲスト出演。 その本番前、Xで「明日タイフェスで亀梨やるわ」などと、亀梨への加害行為をほのめかしているアカウントがあったのだ。 ただ、危惧した亀梨ファンが拡散した影響もあるのか、イベント自体は大きなトラブルもなく終了したようで、現場が騒ぎになったというニュースも特に報じられていない。問題のアカウントのポストはかなり悪質な内容だっただけに、事務所やイベント運営サイドにも情報が入ったのだろう。 「亀梨のYouTubeチャンネルでは『タイフェア』の模様を収めた動画を9月4日に公開していました。そこで亀梨が語ったところによると、本来は自身の出番が終了した後、場内を満喫する予定だったとか。 しかし、この日は大勢の人が集まっており、『いろいろ、警備の問題等々を含めまして。やはり外に行くのはやめましょう、ということになりました。まあ仕方ない』と発言。『何かあるとね、大変なんでね』とも漏らしていたため、亀梨本人や周囲のスタッフは、例の書き込みを警戒していたものとみられます。安全な場所を確保した上で、用意された食事などを食べる撮影を行っていました」(同) 前述の永瀬の一件を踏まえて、亀梨を誹謗中傷するアカウントへの対応を求める声が相次いでいる。事務所とファンが一丸となって悪質な投稿を行う人物を排除するという時代が来つつあるのかもしれない。
FRIDAYデジタル