【北米】新型ホンダ・パスポートが新デザインで登場!真のタフなデザイン、本格的なオフロード性能、次世代の多用途性を備えて究極のホンダ・アドベンチャーSUVを実現!
北米ホンダより、新型となる2026年型ホンダ・パスポートが発表された。新型パスポートは、「Born Wild」というコンセプトのもと、冒険に適した性格を表現する大胆な新デザインで完全に再設計されており、地上高のアップ、オフロード走行用にチューニングされたサスペンション、専用開発のATタイヤを装備し、ホンダのSUVとしてかつてないオフロード性能を実現し、広々としたハイテク装備のキャビンは、主要な競合車よりも多くの乗客と荷物を積載でき、冒険をサポートする。オフロード性能を醸し出すアグレッシブなスタイリング 【他の写真を見る】大変わりに変わってオフロードテイストが前面に! 新型ホンダパスポート詳細はこちら。 2026年式パスポートには、すべて新型のパワフルな285馬力のDOHC 3.5リッターV6エンジンが搭載され、同モデル初の10速オートマチック・トランスミッションと組み合わされている。また、パスポート初の採用となる、ホンダのトルクベクタリング四輪駆動システム「i-VTM4」の第2世代モデルを搭載。RTL、トレイルスポーツ、トレイルスポーツ・エリートの3グレードが展開される。 新型パスポートの頑丈かつアグレッシブな新デザインは、モデルのオフロード性能を強調するために改良されている。ロサンゼルスのホンダデザインスタジオでデザインされたパスポートは、大胆なバックパックデザインをテーマに、まったく新しいボディワークが採用されている。 ボディは全幅が約2.5cm広くなり、トレイル走行に適した18インチのホイールとタイヤを覆うようにフレアフェンダーが装着され、より力強く、よりアグレッシブなスタンスが実現されている。ホイールベースが約7.0cm長く、Aピラーが後ろに引かれ、長いボンネットにより、ダッシュボードからアクスルまでの比率が長くなり、よりスポーティーなプロファイルが実現されている。 パスポートのバックパックデザインのテーマの重要な要素である、ルーフ後部の独特なマットブラック仕上げは、スキーや釣り竿、その他のアウトドア用品をパスポートに立てかけておいても傷つけることなく保管するためのものだ。新しいLEDテールライトとスタイリッシュなルーフスポイラーにより、後方からでもすぐ識別できるようになっている。 パスポートトレイルスポーツの2つのモデルには、マットシャークグレーやダークティンテッドクリアコートなどの専用仕上げが施された独特なスタイルの18インチホイールが装備されている。また、無骨なデザインと冒険心を際立たせる8色の目を引くエクステリアカラーが用意されており、その中にはトレイルスポーツモデル専用の新色「サンセットオレンジ」と「アッシュグリーンメタリック」の2色も含まれている。 日常的な使いやすさも重視したモダンインテリア ホンダ・パスポートは、週末の過酷な遠出に限らず、日常生活の冒険にも一役買うモデルだ。新型キャビンはモダンで清潔感があり、シンプルで、これまで以上に快適性、収納、荷室スペースが充実している。メモリー機能付き電動パワーシート、シートヒーターが全ラインナップに標準装備されている。すでに広々とした2列目の足元スペースは、さらに約3.3cmも広くなり、快適性が大きく向上している。 トレイルスポーツのキャビンは、快適で手入れが簡単な合成皮革の内装とスライド式パノラマサンルーフが特長で、トレイルスポーツのロゴが刺繍されたオレンジ色のコントラストステッチとヘッドレスト、オールシーズンのフロアマットがアグレッシブさを強調。電動格納式ミラーとヒーター付フロントガラスは標準装備だ。 2026年型パスポートは、歴代モデルの中で最も広いカーゴルームを備え、1列目シート後方には最大約2,364L、2列目シート後方には最大約1,245Lのキャビンスペースが確保されている。より広くなった新しいカーゴスペースには、フルサイズのゴルフバッグを横置きで収納したり、大型ベビーカーを置くこともできる。リアシートを折りたたむと、前輪を外したフルサイズの大人用マウンテンバイクを2台収納することもできる。 オフロードモデルながらコネクティビティ性能も充実 新型パスポートには、直感的で使いやすいテクノロジーがスマートに統合されている。10.2インチのデジタルドライバーディスプレイ、54%大型化された12.3インチのタッチスクリーンが標準装備されている。タッチスクリーンの下部に指置き場としてリップを設けるなど、使いやすさも重視されている。 Googleビルトイン、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Auto、5G-LTE Wi-Fiホットスポット機能、Qi対応15Wワイヤレススマートフォン充電器が標準装備されており、コネクテッドカーとしても優秀。シフター前方の大型マルチユーストレイとセンターコンソール後部には、ノートパソコンを含むパーソナル電子機器を充電できる標準装備の60W 3.0A USB-Cポートが2つ装備されている。 クラス最強の3.5リッターエンジンと10速オートマチックミッションを搭載 パスポートは、オハイオ州のホンダのエンジニアチームによって開発され、アラバマオートプラントで製造されています。パスポートの新型、よりパワフルな24バルブDOHC 3.5リッターエンジンは、285馬力/6,100rpmのパワーと355Nm/5,000rpmのトルクを発生させる。このクラスで最もパワフルなエンジンのひとつであるオールアルミニウム製V6エンジンは、燃焼効率を向上させるだけでなく、部品点数の減少、燃費効率の向上など最適化されている。 パスポート専用にチューニングされた、洗練された高応答性の高強度10速オートマチック・トランスミッションにより、性能がさらに向上している。パドルシフトを標準装備し、マニュアル操作も可能にしたことで、クルマを操る楽しさが強調されている。 オフロードや悪天候時の性能を向上させるため、パスポートにはホンダのトルクベクタリングAWDシステム「i-VTM4」の第2世代が標準装備されている。新型のi-VTM4システムは、現行のパイロットに初搭載されたもので、40%増のトルクに対応できる強力なリアドライブユニットを搭載し、レスポンスは30%向上している。ドライブモードは、ノーマル、スポーツ、エコノミー、スノー、サンド、牽引、トレイルの7つが標準で選択可能だ。
MotorFan編集部