“近江米PR隊長”宮川大輔、「きらみずき」の魅力を熱弁「1回食べてみてください。本当に幸せになりますから」
宮川大輔が、10月12日に東京・日本橋の滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」の屋外イベントスペースで開催された「きらみずき」新米販売開始イベントに登場。“近江米PR隊長”として「きらみずき」のおにぎりを配布したほか、その魅力を語った。 【写真】優しい笑顔とフレンドリーな声掛けで集まった人々におにぎりを配る宮川大輔 ■かむほどに甘さが広がる新品種 「きらみずき」は、大粒でしっかりとした食感、すっきりとした瑞々しい甘さが特長で、かむほどに甘さが広がる、滋賀県農業技術振興センターにて育成された新品種。令和6年産から本格デビューする。栽培方法にも大きな特徴があり、有機JAS認定を受けた「オーガニック栽培」と、農薬や化学肥料を極力使わない「環境こだわり栽培」に限定。それほど厳しい栽培基準を県域で設けたお米は「きらみずき」が全国初となり、未来の近江米の主力品種になると期待されている。 2015年の6月より“近江米PR隊長”を務め、就任10年目に突入した宮川。宮川の姿を一目見ようと集まった人たちに「あっという間の10年で、今日ご紹介します『きらみずき』は10年前にはなかったんです。(これまでは)『みずかがみ』がイチオシのお米やったんですけど、そこから変わってこの『きらみずき』が販売になりまして。皆さん1回食べてみてください。本当に幸せになりますから」と熱量たっぷりにアピールした。 そしてMCとのジャンケンで勝ち残った人に直接「きらみずき」のおにぎりを配り、「どうもおめでとうございます」「ありがとうございます」「おいしく食べてくださいね」「今日はどこから来てくれたんですか?」「食べてみてくださいね~」などとフレンドリーに交流していく宮川。 また、MCが「きらみずき」の魅力を紹介していく中で、宮川は「滋賀県は琵琶湖があるじゃないですか。新しい品種を作るだけじゃなくて、環境のことも考えようということで、皆さんで本当に努力して取り組まれて、ここまで来られました。拍手なんですよ。素晴らしいことなんです」と環境にも配慮して生産していることを伝え、あらためて生産者に敬意を表した。 ■宮川「本当にすごい方です」 トークイベントには「きらみずき」の生産者である中道農園の園長・中道唯幸さんも登場。以前から交流があるという中道さんに対し、宮川は「本当にすごい方です。名人とかじゃないです、その上です!」と紹介すると、中道さんは「あの…変人です」と返し、宮川は「自分で言っていただいてありがとうございます。ほんまに変というかこだわりが強いんですよ」と、息ぴったりなやりとりを繰り広げた。 その後、「きらみずき」のおにぎりを、宮川の「いただきます!」の合図で試食。一口食べてすぐ「うまい!」と宮川は笑顔を見せ、「おいしいですねえ、(握られてから時間もたっているので)ちょっと冷めてると思うんですけど、冷めてもおいしい。粒感が大きいですね。おいしいお米!」と絶賛すると、生産者の中道さんは「食べた感じちょっと硬いかなと思われた方もおられると思うんですけど、“野生力”がある品種なんです。猛暑にも負けない力を持っていたり、草と戦う力も持っているんです」と力を込める。 続けて「初めて試作させてもらったときに『力がある品種やな』と思ったんです。力があってもおいしくなかったら食べてもらえない。収穫が終わり、スタッフに2合パックで配ったら、『これすごいですね』と。(そういった反応もあり)『これはもう大丈夫だ』というのが食べたときの第一印象でした。お米の生産仲間でも食べ比べしたんです。そしたら言わなくても分かりますよね。結局これが一番だったんです。なのですごく自信を持っています」と、冷めてもおいしい「きらみずき」の味に絶対の自信を持っていることをうかがわせた。 さらに「ここ滋賀」の店長も登場し、宮川に「きらみずき」の“ご飯のお供”にピッタリな商品などを紹介した後、集まった観客らと共に記念撮影をしてイベントを締めくくった。 ◆取材・文・撮影=錦秋乃丞