マグロ「血合い」の愛称は「茜身」に 三浦で募集 扱う飲食店紹介するサイトも 未病改善に有効
未病改善に有効とされるマグロの「血合い」と呼ばれる部位の愛称が、「茜身(あかねみ)」に決まった。血合い肉のイメージアップを図るため、三浦商工会議所と「まぐろ未病改善効果研究会」が募集していた。血合い料理を扱う飲食店を紹介するサイトも開設され、本格的な取り組みがスタートしている。 マグロの背と腹の身の間にある赤黒い血合いは生臭く、通常は削り取られている。一方で生活習慣病などの要因となる活性酸素を除去する能力が高い抗酸化成分「セレノネイン」が多く含まれていることから、三浦市内の水産加工業者や飲食店関係者が集まって2023年7月に同研究会を発足させ、「マグロのまち」のブランド力向上につなげようと活用を図っている。 愛称募集もその一環で、今年1月から9月にかけて実施。全国45都道府県の1183人から計2583件が寄せられた。「予想以上の反響があった」と担当者も驚く。
神奈川新聞社