統合新病院の基本計画の骨子案 診療科は?病床数は? 青森県・青森市
RAB青森放送
青森市に整備する統合新病院の診療機能や病床の数などを盛り込んだ基本計画の骨子案が初めて示されました。 現在の県立中央病院の診療科の数は維持し、病床の数は757床とする方針です。 新病院の候補地が県営スケート場一帯に決まってから初めてとなる県と青森市の有識者会議が午後5時から始まり、今年度中に策定する方針の基本計画の骨子案が初めて示されました。 新しい病院は県立中央病院と青森市民病院がそれぞれ担ってきた「高度医療拠点」「中核病院」の役割を継承します。 診療科の数は県立中央病院の39の診療科の維持を基本とし、医師の増員などで診療内容を充実させます。 現在の青森市民病院と比べると、休診中も含めるとおよそ20の診療科が増えることになります。 病床の規模は一般病床は救命救急部門が40床、周産期母子医療センターが33床など合わせて751床に。 感染症病床は合わせて6床で、合計では757床と設定しました。 また病床数の3割から4割程度を個室とし、病棟内に院内学級を設置、プレイルームも整備するとしています。 統合に向けて県病と市民病院、それに県立つくしが丘病院と市立浪岡病院の4つの病院の枠組みで地域医療 連携推進法人を年度内に設立します。 経営形態や整備費用の県と市の負担割合などは次回以降の会議で示すとしています。