『虎に翼』第101回、“同性婚”“夫婦別姓”…結婚に関する課題に迫る「どう描かれるか期待」
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)第101回が19日(月)に放送され、第21週「貞女は二夫に見えず?」がスタートした。 【関連写真】『虎に翼』石田ゆり子のクランクアップに思わず涙の伊藤沙莉 第101回では“同性婚”“夫婦別姓”と、結婚に関する選択肢の少なさが丁寧に掬い取られた。轟(戸塚純貴)に同性の恋人・遠藤(和田正人)を紹介された寅子(伊藤沙莉)は、何とも言えない表情に。その後、二人の前で「結婚の意味を見出せない」と口にする。 当時も今も、日本では同性婚が認められておらず轟と遠藤は法的に関係を結ぶことができない。「結婚するか、しないか」選択肢がある中で悩む寅子と、そもそも結婚という選択肢がない轟と遠藤の対比がはっきりと描かれていた。 そして寅子は、周囲が当たり前に「結婚後は女性が苗字を変える」と思っていることに「はて?」と疑問を抱く。“佐田寅子”として法曹界に名を残してきた寅子が、“星”を名乗るのに抵抗があるのは当然のことだろう。 SNSでは「結婚にまつわる課題、全部出しの週!」「再婚を迷う寅子に、結婚したくてもできない轟をぶつけてくるとは…!」「今日の虎翼すごかったな。どこに着地するのかとても気になる」「今に繋がる問題。今週どう描かれるか期待」など、寅子や轟の悩みを、現代に重ね合わせる声が多く寄せられていた。 【あわせて読む】朝ドラ『虎に翼』 前作『ブギウギ』との比較で見えてくる、シングルマザー それぞれの母娘関係
ENTAME next編集部