おでんや鍋などに…冬作の『金沢だいこん葉付き』初出荷 全て農業用ハウスで育てられ“自慢の肌”に 石川
石川テレビ
16日、初出荷を迎えた冬作のだいこん。えぐみが少なく、味がしみこみやすい金沢だいこんの特徴はそのままに葉がついたまま出荷されることから「金沢だいこん葉付き」と名づけられています。今年は例年よりも品質のよいだいこんに仕上がっているということです。 初出荷を迎えた冬作のだいこん「金沢だいこん葉付き」。集出荷場には、16日朝、収穫したばかりのだいこんおよそ500キロが運び込まれ箱詰め作業が行われました。「金沢ダイコン葉付き」を栽培しているのは、金沢市大野地区。そのうちの1軒、吉川さんのハウスにお邪魔しました。これまで「金沢だいこん」の出荷は11月中旬ごろで終了。しかし、おでんや鍋の季節にも地物の「金沢だいこん」を味わって欲しいと6年前から農業用ハウスでの栽培をはじめました。吉川さんと源さん含め農家3軒が育てています。 向山アナ: 「いきます!おっ!砂地なのでスポッとぬけました」 冬作大根部 吉川康信部長: 「ハウスなので葉っぱが虫とかあられ雪にあたらないので葉っぱも美味しく頂けます」 砂を洗い流すと・・・ 吉川さん: 「色白美人でしょ、自慢の肌です。光沢というかキメが砂地だときれいになりますね」 金沢だいこん葉付きは、全て農業用ハウスで育てられるため葉が綺麗で柔らかくあくやえぐみも少ないんです。 吉川さん: 「ダイコンは見た目が綺麗だと中身も美味しいですわ。やっぱり肌が綺麗で毛穴が小さいダイコンを選んで買ってもらえれば金沢だいこん買ってもらえれば間違いないですわ」 栽培6年目となる今年は、金沢だいこん葉付きをPRする特製のラベルを作成し知名度アップを狙います。 吉川さん: 「(今年の出来は)非常に近日の寒さもあって甘くおいしく仕上がっています」「おでんや大根ステーキクラムチャウダーなどあったかく食べて頂ければ心もあたたまると思っております」 「金沢だいこん葉付き」は、早ければ明日から店頭に並び、新年1月中旬まで出荷されます。
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