最高額は誰だ!? J1、新外国人の市場価値ランキング1位。一体なぜ? 3億超えも出番がないブラジル人
J1リーグのクライマックスが近づいている。各クラブは今夏も優勝争い、残留争いなどそれぞれの目的のために夏の補強を行った。この夏にJ1に加わった「助っ人外国人」の中で、最も高い市場価値をもつ選手は誰なのだろうか。今回はJ1新加入外国人の市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値やスタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。順位はサイトの表示に準拠する。情報は全て17日時点。
1位:ルーカス・オリヴェイラ(ブラジル国籍) 生年月日:1996年2月2日 所属クラブ:京都サンガF.C. 市場価値:200万ユーロ(約3億2000万円) ランキング1位には、京都サンガF.C.に加入したルーカス・オリヴェイラが輝いた。28歳のブラジル人DFの市場価値は200万ユーロ(約3億2000万円)となっている。 母国ブラジルのティグレス・ド・ブラジウでキャリアをスタートさせたオリヴェイラは、足元の技術に定評のあるセンターバックだ。アトレチコ・ゴイアニエンセ、クルゼイロ(ともにブラジル)で主力として活躍すると、今年2月にレアル・バリャドリード(スペイン)に期限付き移籍を果たした。バリャドリードでは当初、シーズン途中の冬の加入ということもあってベンチを温める試合が続いていたが、昨季終盤戦には守備的MFとして出場機会を確保し、最終的にリーグ戦11試合に出場している。 そして今夏、オリヴェイラは京都サンガF.C.に期限付き移籍することを決断する。京都では自身と同じく新たに加入した助っ人外国人たちを押さえて、チーム内市場価値トップに立った。 しかしながら、今のところオリヴェイラの出場機会は限られている。ここまでピッチに立ったのは、フル出場を果たした8月末の天皇杯・大分トリニータ戦(2-0)のみ。リーグ戦では5試合連続でベンチを温めている。 とはいえ、オリヴェイラのような質の高い選手がサブに控えていることは、京都にとっては心強いこと。熾烈極めるJ1残留を目指す戦いの中で、ブラジル人DFの出番はきっと来るはずだ。
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