中日はドラフト1位で金丸、2位で吉田の両左腕を指名

中日・高橋宏斗、関大・金丸夢斗、松木平優太【写真：イワモトアキト、真柴健、小林靖】

　24日に「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が開かれ、中日は4球団が競合した関大・金丸夢斗投手の交渉権をくじで獲得。そして2位に即戦力左腕として期待される西濃運輸の吉田聖弥投手を指名。ファンは若きエース格、高橋宏斗投手らと合わせた「2002世代先発カルテット爆誕」などと歓喜している。 【画像】ドラフト注目のはずが…まさかの1人だけ指名漏れ　目は虚ろで会見に臨む 　ドラフト会議では、10日に1軍監督に就任したばかりの井上一樹新監督がクジ引きを担当。巨人、阪神、DeNAと4球団が競合した中、見事に交渉指名権を引き当て、派手なガッツポーズを披露した。さらに2位では本格左腕の吉田を指名した。 　金丸は2003年2月、吉田は2002年5月生まれ。中日でこの学年といえば今季21試合に先発し12勝4敗、防御率1.38を残した高橋宏がいる。さらに今季支配下登録をつかみ取り、2勝4敗、防御率3.70だった松木平優太投手がいる。2軍では10勝3敗、防御率1.76の圧倒的な成績をマークした将来性の高い逸材だ。 　左腕の金丸、吉田に右腕の高橋宏、松木平。バランスのとれた同世代4投手にファンの期待も高まるばかり。SNS上には「ワクワクする」「同世代激アツやな」「優勝あるな」「これはガチ」「ポジ要素」「4人ともエースになれる」と早くも期待の声が寄せられていた。