47歳・味噌づくり名人のボディメイク 子育てが上手くいかないママへのメッセージ
努力は必ず報われるというわけではない。こと子育てにおいては特に上手くいかないことも多く悩んでいる人も少なくはないだろう。そのような中で結果が素直に返ってくるボディメイクで前向きになれたという永山清花(ながやま・さやか/47)さん。子育てママへのメッセージと、ボディメイクにおける食事の工夫を教えてもらった。 【写真】永山清花さんのビキニ姿
ボディメイクで自分に自信を取り戻すことができた
27歳のころにモデル・長谷川理恵さんの影響で友人とウォーキングを始めた永山さんはフルマラソンに挑戦するほど熱中したというが、妊娠をきっかけに家庭に集中するようになり、少しずつ運動から縁遠くなっていったという。 「12歳、10歳、6歳と3人の子どもがいます。長女を妊娠してからは、妊娠、出産、妊娠、出産で運動はほとんどしなくなりました。身長161cm、体重67kgと過去最高体重に到達してしまい、フィールサイクルに通い始めることにしました」 元からスポーツが好きだった永山さんは1年間で55kgまでダイエットに成功。そこから筋トレを開始すると、トレーナーから「目標を持つといいですよ」とベストボディ・ジャパンへの出場を勧められたという。 「大会というとボディビルしか知らなかったのですが、健康美を審査していただけるコンテストの存在を知って、出場を決意しました。実際にステージに立つと、選手の皆さんが素敵な方々ばかりで楽しくなっていました」 大会に出るたびにアップデートできることの喜びを実感しながら地方大会グランプリを獲得。今年は日本大会TOP10 入りを目標にしている。 「コンテストへの出場には家族も応援してくれています。子どもたちも年々若くなる母親の姿は嬉しいのか、自慢のママとして見てくれています」 子育てに全力投球で臨んでいる永山さんだからこそ、ボディメイクの魅力をこのように語る。 「子育ては上手くいかないことも多くて、自分の思い通りにならなくて自信をなくしたこともあります。しかし筋トレはやったらやった分だけ結果が返ってくるのが魅力ですね。ボディメイクを始めてから、子育てに対してもいい方向に働くことが増えました」 永山さんはボディメイクで自分に自信を取り戻すことができたと続ける。 「3人の子育てに忙しく子ども中心の生活の中、ボディメイク(筋トレや大会)に出会えたことで1日の中で少しでも自分自身と向き合う習慣ができたこと、そして、続けて行くうちに自分自身の努力や将来に期待できるようになったことは、私の人生で大きな転機になったと思っています。周りのママさんたちを見ていると、子どもに夢や期待を持っている人は多くても、自分自身の努力や将来に期待している人はあまりいないように感じています」 自分自身に自信を持つことが前向きに日々を過ごす秘訣だと強く語ってくれた。 「成長期の子どもたちのような飛躍的な進歩はなくとも、今年48歳を迎える私もなお日々成長していると感じられるのは、トレーニングやその先にある大会出場という目標のおかげだと思っています」