開幕試合の応援に駆けつけたセンバツ応援イメージキャラクターの伊丹彩華さん＝阪神甲子園球場で2022年3月19日、藤井達也撮影（撮影時のみマスクを外しました）

　初優勝を目指す近江（滋賀）と4度目の優勝を狙う大阪桐蔭が対戦する第94回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の決勝を前に、センバツ応援イメージキャラクターの女優、伊丹彩華さん（16）が「ここまで勝ち上がったのはすごいこと。自信を持って、出場した他の30校、全国の球児、応援している私たちにも力をくれるような素晴らしい試合をしてくれることを期待しています」と両校にエールを送った。 【過去には小芝風花さんも】歴代センバツ応援イメージキャラ 　伊丹さんは19日に初めて甲子園球場を訪れ、開幕試合をスタンドから見守った。東京に戻る新幹線の中でもライブ配信で観戦し、テレビで見逃した試合はインターネットや新聞で結果をチェックしてきた。「延長戦などで最後まで一生懸命に戦う選手たちから、改めてあきらめないことの大切さを学びました」。小学2年から続ける日本舞踊や勉強にもこれまで以上に打ち込み「納得できるような結果を出して、仕事にもつなげたい」と思ったという。 　最も印象に残っているのは、大会記録に並んだ大阪桐蔭の1試合6本塁打。自身と同い年で活躍を楽しみにしていた花巻東（岩手）の佐々木麟太郎選手は1回戦で敗れ「持ち味を発揮できず、悔しさが残る試合だったと思うが、この経験を生かしたいと前を向く姿がかっこよかった」と話す。 　決勝もテレビで観戦する。「最後までみんなで一緒に応援しましょう」と全国のファンに呼びかけた。【鈴木泰広】 　◇決勝戦もライブ中継 　公式サイト「センバツLIVE！」（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022）では、決勝もライブ中継します。また、「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/）でも展開します。