海田“遺体なき”強盗致死事件 女に懲役11年「共謀が認められる」 広島
海田町の強盗致死事件で、強盗致死などの罪に問われている女に懲役11年が言い渡されました。 被告の女は(44)は他の被告と共謀し、海田町の事務所で男性(当時71歳)に暴行を加えて現金を奪い取り死亡させたあと、遺体を遺棄した罪に問われています。 検察側は「暴力を黙認した」と指摘して懲役14年を求刑しました。 一方、弁護側は「共謀の事実はない」として無罪を主張していました。 11日の判決で広島地裁は「被告との間で暴行を加えて現金を奪おうという意思が暗黙のうちに通じていたと推認でき、強盗の共謀と故意が認められる」と指摘して懲役11年の判決を言い渡しました。