アメリカの陸上女子選手、パリ五輪でティアラをつけてウィニングラン 金メダルを獲得し世界記録も更新
間もなくフィナーレを迎えるパリ五輪。陸上のアメリカ代表、シドニー・マクローリン=レヴロン選手がゴール後、ティアラをつけてウィニングランを披露、注目を集めている。
現地時間8月8日に行われた女子400mハードルの試合に出場したマクローリン=レヴロン選手。同じくアメリカのアンナ・コクレル選手とオランダのフェムケ・ボル選手を制し、金メダルに輝いた。しかも過去に自分が出した世界新記録とオリンピック記録を更新するという快挙も達成した。
ゴールすると観客からティアラを渡されたマクローリン=レヴロン選手。そのティアラをつけてコクレル選手と共にトラックを周り、観客の声援に応えていた。本人によるとティアラを持ってきたのは彼女の義理の妹。「ただ家族で楽しむためのもの。この瞬間を記念するためのものなんだ」とレポーターにコメントしている。とはいえ自分からリクエストしたわけではなく、妹がジョークで持ってきたと説明していた。
マクローリン=レヴロン選手は2021年の東京五輪でもこの競技で金メダルを獲得。東京では1600メートルリレー走でも優勝しているので今回が3つ目のメダル獲得となる。今回のレースでも2位に1秒という大きな差をつけてゴールするという強さを見せた。次の五輪ではさらに豪華なティアラでウィニングランを披露してくれるのを楽しみにしたい。