東北に住む祖父母が年に2回「8万円」をくれます。帰省費用らしいのですが、何もしていないのに受け取っていいのでしょうか?
何もしていないのにお小遣いを受け取ってもよい?
今回のケースのように、帰省したときに「特に何かをするわけでもなく、祖父母の家で過ごしているだけ」という場合、多額のお金を受け取ることに抵抗を感じるかもしれません。 お金を受け取ることが正しいかどうかは、祖父母の経済状況や普段の付き合い方、自分の気持ちなどによって状況が変わるため、一概にはいえません。祖父母が「そうしたい」と思って支援してくれているのであれば、「受け取る方がよい」と思う人もいるでしょう。 その場合、祖父母のために何かをしてあげることで「お返し」できるかもしれません。 前述のソニー生命保険株式会社の調査では、「孫と一緒にしたいこと」として「外食」「会話」「旅行」「公園で遊ぶ」「散歩」などを挙げているシニアがいました。一緒に時間を過ごしたり外食に招待したりするなど、祖父母の望むことをしてあげることで、お金を受け取りやすいと感じるかもしれません。
子どもや孫の帰省費用の支援額は約8万円が平均
帰省時の交通費やそれ以外の出費を負担してあげる祖父母は少なくないようです。家庭によって異なりますが、今回参照した調査結果では、平均で約8万円の支援をしていることが分かりました。 お小遣いを受け取るべきかどうかは個々の状況によって分かれるため一概に判断できませんが、受け取るのであれば、帰省中に祖父母の気持ちを考えて動くと喜ばれるかもしれません。 出典 株式会社あおぞら銀行 シニアのリアル調査2020(PR TIMES) ソニー生命保険株式会社 ニュースリリース(2023年度) シニアの生活意識調査2023 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部