米原・土砂災害から3日目 家屋の被害調査始まる
びわ湖放送
7月1日発生した土砂災害の影響で「緊急安全確保」の発令が続く米原市では天候が落ち着いた3日、市の職員と住民が住宅の被害状況を確認しました。 米原市伊吹では、7月1日、住宅裏の山の斜面が崩れて、土砂が住宅に流れ込みました。住民にけがなどはありませんでしたが、米原市は、直ちに安全を確保するよう求める「緊急安全確保」を発令住民らは避難を余儀なくされました。 土砂災害発生から3日目となった3日、天気の回復を待って米原市の職員が現地に赴き、土砂の被害を受けた住民とともに、水がどの高さまで来たのかなど被害状況を確認しながら、流れ込んだ土砂やごみの搬出方法に関して聞き取りをしました。 7月1日(月)、午前11時頃の映像です。土砂が家の中まで入ってきていることがわかります。被害にあった石河さんは、瞬く間に土砂が押し寄せてきたと話します。 市では、避難住民の二次避難所として市内の民宿2か所を確保し、午前9時半現在で11人が広域避難所の小学校から移動したということです。 米原市によりますと、「緊急安全確保」の発令は現在も続いており、解除のめどはたっていません。
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