巨人・萩尾匡也「1月は勇人さんのところへ行きます」 坂本組の沖縄合同自主トレ初参加
巨人・萩尾匡也外野手(23)が13日、“坂本組”に初参加することを明かした。坂本勇人内野手(35)が来年1月に行う沖縄合同自主トレへの同行を志願し、快諾された。「言わずもがなのレジェンド・オブ・レジェンド。吸収できることは吸収したい」と決意を口にした。 来季3年目。さらなる成長のために、坂本組の門をたたく。「1月は勇人さんのところへ行きます。シーズン中よりいろいろな話ができると思いますし、勉強したい」。プロ初本塁打を放つなど56試合で打率2割1分5厘、2本塁打、12打点と飛躍のきっかけをつかんだ。定位置確保を目指す来季に向け、通算2415安打を誇るレジェンドは同じ右打者として最高の教材となる。 豊富なトレーニング量も入門の決め手だ。二岡コーチの助言もあり「しっかり数をこなすこと」が今オフのテーマ。坂本組は朝から晩までみっちりと練習量をこなすことでも知られており「環境は絶対一番いいと思うんで。(温暖な)沖縄ですし、数もやれる」とうなずいた。 CS最終ステージ。けがでメンバー入りを逃したが、円陣に駆けつけ声だし役を務めたムードメーカー。坂本に直接、弟子入りを志願すると「ウソつくな!って言われました(笑い)。共同生活は大丈夫かと、気を使ってもらいました」といじられながらも快諾を得たという。 左手甲骨折から復帰し、約1か月ぶりにG球場の室内でマシン打撃とキャッチボールを再開した。「もう動きの制限はない。ティー打撃は100%で振っていますし、全然問題ないかなと思ってます」。大打者に密着する濃密なオフを過ごし、スターへのし上がる。(内田 拓希) ◆昨オフの「坂本組」合同自主トレ 沖縄県内で24年の年明けから1月23日まで約3週間実施。坂本勇人、オコエ瑠偉、増田陸、湯浅大、大城元(以上巨人)、平良竜哉、吉野創士(以上楽天)、長谷川信哉(西武)の3球団で計8人が参加した。
報知新聞社