ワンコに”ヒッヒッフー”と言う息子 その様子に…「お腹痛い」「立派な医者ですね」
子どもの遊びの発想には、ときに驚かされることがあります。楽しそうに遊ぶ様子は、見ていて微笑ましくなりますよね。2匹のタイニープードルと暮らす@lani.910さんが、10歳の息子さんとワンちゃんが遊ぶ様子をInstagramに投稿すると「お腹痛い」「立派な医者ですね」などのコメントが寄せられ話題になっています。 【実際の写真5枚】2人のやり取りの様子(@lani.910さんより提供) 息子さんは一体どのような遊びをしていたのでしょうか。このときの様子について、ママさんに話を聞きました。
ラナちゃんと遊ぶ息子さん
タイニープードルのラナちゃんと息子さんが遊んでいたのは、ベッドの上でした。青い服装をした息子さんは、まるでお医者さんのようです。そして「ラナちゃん誰と結婚したの?」とラナちゃんに問いかけています。 実はこのとき、息子さんは「産婦人科医」になって遊んでいたのです! すると、ラナちゃんのお尻の辺りから赤ちゃんが…!息子さんは「ヒッヒッ、ふぅ~」とかけ声をかけました。どうやら息子さんは、アニメの中での「ヒッヒッフー」とかけ声をかけていた出産シーンを見て、真似したようです。 息子さん演じる産婦人科医のおかげで、無事に「赤ちゃん」が生まれたラナちゃん。 赤ちゃんの人形を抱きながら「ラナちゃん、生まれましたよ」と声をかける息子さんは、産婦人科医そのものです。息子さんが産婦人科医を演じていた理由について「一昔前に流行った、赤ちゃんスクイーズを10体ほど持っています。息子の中で赤ちゃんブームが去り、クローゼットに閉まってありましたが、クローゼットを開けたときにいつも悲しい顔していたので、私が部屋の隅に10体みんな並べました。それを見た息子が、ラナちゃんと遊ぶときに使ったと思います」とママさん。 息子さんは、産婦人科医のほかにも歯科医師を演じて遊ぶことも。小さい頃に買ったドクターセットを残しており、ママさんとお医者さんごっこをするのが大好きだったといいます。ママさんと遊んだ楽しかったことを思い出しながら、ラナちゃんたちに同じように遊んであげていたようです。 医師になる息子さんを見たママさんは「人や動物、誰かを助ける仕事は素敵だと思います。息子はひとりっ子なので、ママとパパが歳をとっていなくなったとき『自分が楽しい、頑張ろう!と思える仕事が見つかるといいね』と話しています。誰かに必要とされることは生きがいでもありますし、息子には『生きていて楽しい!幸せ!』と思う人生を歩んでいってほしいです」と話していました。 息子さんとのお医者さんごっこでは、とても大人しかったラナちゃん。ラナちゃんは、家族にしか心を開かないといいます。警戒心が強いのか、息子さんのお友達がくると尻尾を下げてハウスに避難しているのだとか。 「誰にでも大人しいというわけではありませんが、一緒に遊んでお世話してくれる息子には心を開いていますね。たまに『またやるの~』とだるそうな顔をするときもありますが、付き合ってあげていますね」とママさん。 動画のあと、息子さんとママさんはじわじわ笑えてきて2人で大爆笑。ラナちゃんは、じっと上を向いていたそうです。そんなラナちゃんの姿も面白くて2人で笑い、笑い過ぎて動画は壁しか写っていなかったのだとか。 ラナちゃんとの産婦人科ごっこのあと、息子さんは自分自身のことを振り返り始めたといいます。そして、ママさんがお腹を痛めて一生懸命自分を産んでくれたことに対し、感謝の気持ちが芽生えた様子。 「おいらは大事に育てられているんだなって…」という息子さんに、ママさんが「生まれてきてどう思ったの?」と聞くと「嬉しいっす」と返す息子さん。 その後、ママさんは「生まれてきてくれて、どうもありがとう」と伝えたそうです。言葉にして伝え合うのはとっても素敵ですね。