【絶望】トイレを流さない同棲中の彼氏。「その方が節約になるから」と言っているのですが、あまり節約になっていないですよね?
「彼氏が節約のためトイレを毎回流さないけれど、本当に節約できているか気になる」などと考えていませんか。臭いなどが気になるため、あるいは恥ずかしいため、できれば毎回流したいと考える方は多いでしょう。 ここでは、トイレの洗浄回数を減らすことで節約できる金額と洗浄回数を減らさず節約する方法などを紹介しています。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
トイレの平均回数とトイレで使用する水の量
トイレをまとめて流すことで節約できる金額を算出するため、まずは1日あたりのトイレの平均回数とトイレで使用する水の量を確かめます。 ・トイレの平均回数は1日あたり6回 厚生労働省が発表している資料によると、「健常成人の排尿回数は通常1日4~8回」とされています。やや幅があるため、ここでは1日あたりの排尿回数を6回とします。節約のためとはいえ大便をためる方は少ないと考えられるため、大便の回数は無視します。 ・トイレで使用する水の量は4リットル程度 一般社団法人日本レストルーム工業会が運営しているトイレナビによると、小洗浄に使用する洗浄水量は1回あたり3.0~5.0リットルです。具体的な洗浄水量は使用する便器で異なりますが、ここでは1回あたりの洗浄水量を4.0リットルとします。
トイレをまとめて流すことで節約できる金額
節約できる金額を算出するため、続いて水道料金を確かめます。水道料金は地域により異なるため、ここでは大阪市が発表している資料を参考にします。同資料によると、大都市部平均の水道料金は1ヶ月あたり2952円(使用量は20立方メートル)です。 以上をもとに計算すると、1立方メートルあたりの水道料金は約148円になります。1立方メートルは1000リットルであるため、1リットルあたりの水道料金は約0.15円と考えられます。したがって、小洗浄にかかる水道料金は1回あたり0.6円(0.15円×4.0リットル)です。 2人の排尿回数を1日6回/人とすると、トイレの水を毎回流したときにかかる水道代は1日あたり7.2円(0.6円×12回)になります。1ヶ月に換算すると216円(7.2円×30日)です。トイレの洗浄回数を1人3回に減らすと1日あたり3.6円(0.6円×6回)、1ヶ月あたり108円(3.6円×30日)、流す回数を1人2回に減らすと1日あたり4.8円(0.6円×8回)、1ヶ月あたり144円(4.8円×30日)になります。