都玲華が挑む“ラストマッチ” 合格ラインまで8打のアドバンテージも「やるべきことは一緒」【最終プロテスト】
プロの門戸が開く最終日「目の前の一打に集中」
◆国内女子プロゴルフ 日本女子プロゴルフ協会最終プロテスト 10月29日~11月1日 大洗ゴルフ倶楽部(茨城県) 6602ヤード・パー72 【写真】馬場咲希&清本美波ら昨年のプロテスト合格者/渋野日向子、原英莉花、稲見萌寧、菅沼菜々、大里桃子ら2018年合格組の貴重なリクルートスーツ姿
今年4月のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディスオープン」でアマチュア優勝を飾るなど、すでにツアーでの実績も十分な都玲華が日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテスト3日目を「69」でプレー。 首位に立つ寺岡沙弥香とはわずか2打差。通算6アンダーの2位タイと好位置につけて決戦の日を迎えた。
「自分らしいプレーができた」と振り返るように、この日のゴルフには自ら太鼓判。 2番で幸先よくバーディーを先行させると、8番のパー3では6番アイアンを手にカップまでわずか“3センチ”のスーパーショットを披露。ホールインワン寸前の一打に「興奮しました」と思わず頬が緩んだ。 後半に入り10番でもバーディーを奪取。13番でこの日唯一のボギーを叩いたが、14番ですぐさまバウンスバック。その後はパーを重ねて一日を終えた。 ラウンド後はスコアカードを提出し終えるとすぐさま練習場へ。限られた時間ではあったものの、アプローチやパッティングの感覚を入念に確かめるその姿から油断はまったく感じられない。 最終日は“独特の雰囲気”が漂うもの。プロテストと少しばかり環境は異なるものの、これまで数多くのトーナメントを経験してきた都だからこそ、その怖さを誰よりも知っているのだろう。 絶好の位置で迎える最終日。現状の合格ラインは2オーバーとスコア的には余裕があるが、「気を抜かずに、3日間と変わらずやるべきことは一緒。目の前の一打に集中」と、来たる最後の戦いへ気を引き締めた。 <3日目終了後の順位> 1位/-8/寺岡沙弥香 2位/-6/都玲華、神谷桃歌 4位/-5/大久保柚季 5位/-4/中村心 6位/-3/山下心暖、土方優花 8位/-2/徳永歩、小俣柚葉、荒木優奈 11位/-1/入谷響 12位/0/神谷奈恵、前田羚菜 14位/+1/左奈々、加藤麗奈、平塚新夢、上堂薗伽純 18位/+2/西澤歩未、飯島早織、林希莉奈、鳴川愛里、六車日那乃、城戸姫菜
ゴルフのニュース編集部