マカオ、新監獄への収容者移送作戦が無事終了
マカオ懲教管理局は10月19日、コロアン島の九澳地区に建設された新監獄への引っ越しにおける最大の山場となる収容者の移送作戦を展開した。 同局によれば、午前7時から新旧監獄周辺道路で交通規制を敷き、警察総局の指揮の下、治安警察局、司法警察局、消防局等の車両が約1300人の移送が行われ、予定よりも早い正午頃に無事終了したとのこと。
旧監獄はコロアン島の西側・竹灣馬路に位置し、1990年5月に運用を開始したもので、同日をもって24年の歴史に幕を下ろした。新監獄はコロアン島の東側・九澳堤壩馬路に新設され、最大収容キャパシティはこれまでの監獄より53%増の2704人となるという。 同局では、10月20日以降、収容者との面会や収容者への差し入れなどについては、すべて新監獄に移るとした。