横浜が2年ぶりの優勝! 強力打線を牽引したリードオフマン「必ず甲子園に行きたい」【神奈川県大会】
<高校野球秋季神奈川大会:横浜5-2東海大相模>◇7日◇決勝◇横浜スタジアム 横浜が2年ぶりに秋季神奈川大会で優勝した。決勝で今春、夏の神奈川大会で敗れていた東海大相模を5対2で下し、リベンジを果たした。 【動画】唯一無二の198センチ左腕・藤田琉生がプロ志望!150キロブルペン密着で見えた東海大相模プライド チームをけん引したのは不動の1番に座る阿部 葉太外野手(2年)。夏から2年生主将として活躍してきた強打者は、秋も準々決勝以降の試合全てで打点を記録した。準決勝の横浜隼人戦では2安打2打点の活躍。この日も2回に二死一、二塁から適時打を放ち、「点に繋がるヒットが出たのでよかった」と、振り返っていた。 この秋からは得点力向上を図るため、阿部と為永 皓内野手(2年)が一、二番を担った。決勝でも「初回の攻撃から点をとることができれば、まずはチームに流れが来る」という言葉通り、初回に為永の本塁打が飛び出し、先制点を奪って試合を優位に進めた。さらには5回には先頭の阿部が初球を捉えて無死二塁打の好機を演出すると、為永も同じく初球を叩いて中前に運び、2球で貴重な追加点をあげるなど上位打線が期待に応える活躍を見せていた。 また全体をみても1年生ながら夏からスタメンを張る池田 聖摩内野手(1年)や、新チームから正捕手を務める駒橋 優樹捕手(2年)ら下位打線も強力だ。新チームは阿部、為永の前に走者をためて、大量得点に繋げるケースも多くみられた。関東大会でも強力打線の火付け役として、阿部の活躍に期待がかかる。 優勝した横浜は地元神奈川開催の関東大会のため、スーパーシード(2回戦からの登場)となる。来春のセンバツ大会出場に向けて重要な参考資料となる戦いに向け、「必ず甲子園に行きたいと思っているので、しっかりと関東大会を戦い抜きたい」と意気込んでいた。