「看護師」と「放射線技師」で進路を迷っている高校2年生です。年収はどちらが高いのでしょうか?
放射線技師の仕事内容と向いている人の特徴
放射線技師とは、人体に放射線を照射して診療画像を撮ったり、放射線治療を行ったりする人のことです。また、MRI検査や超音波検査(エコー検査)、眼底検査などの放射線を使用しない業務も行うケースもあるようです。 放射線技師が働く場所は、看護師と同様に大学病院や一般病院、クリニックでの勤務があげられるでしょう。それ以外にも医療機器を開発する企業や、医療とは関係のない放射線を使用する電力会社や発電所などでも働くことができます。 また、放射線技師の仕事が向いている人の特徴としては、好奇心や探究心がある人、細かい作業が得意な人などがあげられます。放射線技師は放射線の知識以外にも機械や人体などについて幅広い知識が求められるため、新しいことに対して常に学ぶ姿勢がある人にはやりがいを持って働けると考えられます。 さらに、放射線を扱う仕事は一歩間違えば、患者へ健康被害の影響を与えてしまう可能性があります。その点から、細かい作業を慎重かつ丁寧に行える人も放射線技師に向いているといえるでしょう。
看護師よりも放射線技師の方が平均年収は高い
厚生労働省の情報によると、看護師の平均年収は508万2000円、放射線技師の平均年収は537万円となっており、30万円程度の年収差があります。 ただし、看護師は勤務する医療機関により給与形態が異なる可能性があるため、平均年収よりも多くもらっているケースもあるでしょう。年収だけでなく、ご紹介したそれぞれの仕事内容や向いている人の特徴を踏まえたうえで、将来の進路を決めてみましょう。 出典 厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag 看護師 厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag 診療放射線技師 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部