【ＤｅＮＡ】右肩不安抱える森原康平が気迫の１５球「最後は気持ちです」
◆２０２４ ＪＥＲＡ クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第２戦 巨人１―２ＤｅＮＡ（１７日・東京ドーム） ＤｅＮＡは２連勝を飾り通算成績を２勝１敗とした。先発の大貫晋一投手が７回途中、５安打７奪三振１失点の好投で２２年以来２年ぶりのＣＳ２勝目を挙げた。打線は同点の７回にオースティン内野手が決勝ソロを放った。１点リードの９回は右肩に不安を抱える森原康平投手が意地の３人斬りでセーブを挙げた。 気迫のこもった１５球だった。森原は２―１の９回にマウンドに上がると、先頭の岡本初球、１４８キロの直球でファウルを奪い、ギアが入った。 「ブルペンで（試合を）見ていて流れがよかった。先頭を取ればいけるなと思いました」 岡本を３球で追い込み、最後はフォークで空振り三振に仕留めた。続く坂本を三ゴロ、浅野を見逃し三振に抑え込んだ。 右肩のコンディション不良のため１６日の第１戦はベンチ外となった。右肩の状態は「ベストではない」と不安を抱く中で見せた快投に「最後は気持ちです」と言い切った。守護神の意地がチームの勢いをさらに加速させた。
報知新聞社
