「鹿児島県内の小中学生狙う」北九州市中学生殺傷事件犯人名乗る人物が県庁に脅迫文 通学路のパトロール強化
鹿児島読売テレビ
福岡県北九州市のファストフード店で中学生の男女2人が男に刺され女子生徒が死亡した事件で、犯人を名乗る人物から県の問い合わせフォームに「現在は鹿児島にいる。県内の小中学生を狙う」という趣旨の書き込みがあったことが明らかになりました。脅迫の書き込みを受けて県警は通学路のパトロールを強化しています。 この事件は12月14日夜、福岡県北九州市のマクドナルドの店内で中学3年の男女2人が男に刃物のようなもので刺され、腹部を刺された中島咲彩さんが死亡したものです。 事件の犯人を名乗る人物から17日午後11時すぎ、県の問い合わせフォームに脅迫の書き込みがあったことが明らかになりました。 県によりますと書き込みには「北九州市のマクドナルドで中学生2人を刺したのは私で現在は鹿児島にいる」「12月20日までに登下校中の鹿児島県内の小中学生を1人でも多く包丁で刺し殺す」としたうえで大手銀行の札幌支店の口座番号とともに1813万円を振り込むように書いてあったということです。同様の内容のメールは鹿児島市にも送られているということです。 県は市町村教育委員会や県警に情報を提供し注意を呼びかけました。脅迫の書き込みを受けて県警は登下校の時間帯に合わせパトロールを強化しています。