【ボートレースコラム】長尾章平 ウイリー体得&地力強化… 進化はまだまだ続く
長尾章平(39=山口)は2024年前期(昨年11月1日~今年4月30日)に勝率6.45をマークして、9期ぶりのA1級復帰を果たした。続く24年後期(5月1日~10月31日)も勝率6.53と2期連続でA1級をキープし、9月24~29日の徳山71周年記念では久々の周年記念(19年9月24~29日の江戸川64周年記念以来)ながら準優勝戦4着と奮闘が光った。 「徳山はたまたまいいエンジンで準優に乗れただけ」と話すが、今期に入っても今月4日の戸田で5着→18日の若松で6着と2節連続で優勝戦に進出するなど「僕の年齢を考えると、最近の成績は十分っしょ」と笑顔で振り返った。 ただ、現状で満足はしていない。「もう少しうまくなりたい。ウイリーをしたいんですよね。末永和也君のターンとか格好いいじゃないですか。今はうまくタイミングがかみ合った時にできているだけなので、それを意図的にしたい。この前(10月21~26日)の下関で末永君に会えたので、いろいろ教えてもらいました。それに末永君だけじゃなくて横田貴満君とか、しんちゃん(上野真之介)グループのメンバーには本当にお世話になってる。また記念に呼ばれた時に間に合うよう、今のうちからレベルアップをしたい。あとは一般戦でも無双できるようにもなりたい」とさらなる進化を模索している。 まだまだ好調モードは続きそうだ。(竹村誠二)