真夏の高原で風を浴びてクルマユリ満喫 標高約2000メートルの湿原で見頃
長野県東御市の湯の丸高原、クルマユリ見頃
長野県東御市の湯の丸高原にある池の平湿原周辺で、クルマユリの花が見頃を迎えている。湿原に雲間から日が差し込むと、オレンジ色の花びらが鮮やかに映えた。 【写真】花真っ盛りの白馬連峰
同湿原は標高が約2千メートルあり、周辺では約100種の高山植物の花々が楽しめる。湯の丸高原ビジターセンターの小林政明センター長(76)は「この時期は花を目当てに湿原を訪れる人が多い」。クルマユリの見頃は1週間ほど続きそうだという。 群馬県富岡市から散策に訪れた磯貝武治さん(84)は「年に数回来るが、高原を抜ける風が涼しく、いろいろな花が楽しめるので心が和む」と話し、真夏の高原を満喫していた。