練習最後の体作りのメニュー。選手たちは互いに大きな声で励まし合いながら取り組む。肉体強化が躍進を支えた＝大分市の大分舞鶴高グラウンドで2021年12月18日午後5時23分、吉見裕都撮影

　兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月18日に開幕する第94回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が28日、オンラインで始まった。同日午後に21世紀枠3校を含む出場32校が決定する。 【あのドラ1も】昨年センバツからプロの扉開いた選手たち 　午前9時から21世紀枠候補9校の推薦理由説明会が行われた。九州地区候補の大分舞鶴について、塚崎一孝・大分県高校野球連盟理事長は学業と両立させ、限られた時間で野球に向き合っていると強調した。野球部は自発的に地域の清掃活動を行っていると紹介し、そうした主体性が2020年夏の独自大会と21年夏の大分大会で準優勝した原動力になったと指摘した。その上で「甲子園に大分舞鶴が立ち、公立進学校のひたむきな高校生、甲子園出場を夢見る小中学生に勇気と希望を届けることを願っている」と締めくくった。【大東祐紀】 　◇サイトでライブ中継 　公式サイト「センバツLIVE!」（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022）で、28日午後3時からの出場校発表をライブ配信します。「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu）でも中継を展開。デジタル紙面では32校の出場決定号外をご覧いただけます。