【菊花賞】ダービー馬ダノンデサイルは6着 51年ぶりのダービー&菊2冠ならず
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] クラシック3冠最終戦はルメール騎乗のアーバンシックが優勝。1番人気に推されたダービー馬ダノンデサイル(牡・安田)は6着に終わった。 猛暑の時期に無理をせず、ダービー以来、146日の間隔で出走。昨年のダービー馬タスティエーラも同じローテーションで2着だったが、ぶっつけでの2冠制覇はならなかった。また、3冠馬を除くダービー&菊花賞の2冠となれば1973年タケホープ以来、51年ぶりの快挙となるところだったが、こちらもかなわず。 鞍上の横山典にとっては菊花賞最年長V、さらには1998年のセイウンスカイ以来、26年ぶりの菊花賞制覇がかかる一戦だったが、記録はおあずけとなった。2馬身差をつけたダービーの勝ち方を思えば、これが本来の力ではないはず。次走以降で上積み必至のダービー馬が、巻き返しを図る。
東スポ競馬編集部