『フォールガイ』吹替版声優に内田夕夜、園崎未恵、津田健次郎、五十嵐麗、木村昴、種﨑敦美
8月16日に公開されるデヴィッド・リーチ監督最新作『フォールガイ』の日本語吹替版声優として内田夕夜、園崎未恵、津田健次郎、五十嵐麗、木村昴、種﨑敦美の出演が発表された。 【写真】コルト・シーバース役のライアン・ゴズリングからは日本のファンへメッセージも 本作は、『ジョン・ウィック』シリーズや『ブレット・トレイン』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などを手がけ、自身もスタントマンとして活躍していたリーチ監督が、妻ケリー・マコーミックと設立した「87ノース・プロダクションズ」を率いて贈るアクション映画。 大けがを負い一線を退いていたスタントマンのコルト・シーバース(ライアン・ゴズリング)は、ひょんなことからハリウッドの撮影現場に舞い戻ることに。しかもそこで監督を務める元カノのジョディ・モレノ(エミリー・ブラント)と再会。ジョディに未練たっぷりのコルトは、彼女の気を引こうとアツいスタントを連発する。そんな中、幾度となく命がけのスタントダブルを請け負うも、過去にあっさりクビを切られた因縁の主役俳優のトム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)が突然失踪してしまう。これを機にジョディとの復縁と一流のスタントマンとしてのキャリアの復活を狙うコルトは、トムの行方を追う羽目になるが、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく。 不屈の男・シーバースを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』や『ファースト・マン』などでゴズリングの吹き替えを担当した内田。シーバースの元カノ・モレノを、『クワイエット・プレイス』シリーズなどでブラントの吹き替えを務めている園崎が演じる。そして、シーバースが長年スタントダブルを務めてきたハリウッドスターのトム・ライダー役は、『呪術廻戦』七海健人役『チェンソーマン』岸辺役や、リーチ監督が手掛けた『ブレット・トレイン』でもテイラー=ジョンソンの吹き替えを担当した津田が務める。 さらに、再びシーバースを撮影現場に呼び戻すクセ者映画プロデューサーのゲイル・メイヤー(ハンナ・ワディンガム)役で、ドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』でもワディンガムの吹き替えを担当した五十嵐、スタントマン仲間でシーバースの頼れる相棒のダン・タッカー(ウィンストン・デューク)役で、『ドラえもん』剛田武(ジャイアン)役や『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道役で知られる木村、ライダーのアシスタント・アルマ・ミラン(ステファニー・スー)役で、『SPY×FAMILY』アーニャ役や『葬送のフリーレン』フリーレン役の種﨑が出演する。 あわせて日本語吹替版の特報と予告編が公開された。映像内では「痛い思いは山ほどしてきたけど失恋が一番キツイ」と語るシーバースがトラックのフロントガラスを突き破って道路へ投げ出され、モレノからバッサリとシーンの撮り直しを求められるなど、散々な目に合うシーバースの姿が内田の声で映し出される。さらに、シーバースがプロデューサーのメイヤーから“消えた主役を探し出せ”というムチャ振りをされるところも。ほかにも、迫力の映画撮影風景やモレノとの楽しかった日々、怪しい人物たちから襲われる緊迫感ある場面や、犬とともにカーアクションを繰り広げるシーンなどが捉えられており、それぞれで声優陣による個性溢れる演技が見られる。 各声優キャストからは、コメントが寄せられた。 コメント 内田夕夜(コルト・シーバース役) コルト役の日本語版声優を担当させていただきます。 「フォールガイ」は、「落っこち」と同時に「騙されやすい」という意味もあるそうなので、そんな「フォールガイ」スタントマン役です。ライアン・ゴズリングさんは何度か担当させて頂き、彼の癖も知っているくらい好きですが、いつも担当出来るわけでは無いので、オファーを頂いた時はガッツポーズでした! まして、監督のデヴィッド・リーチさんは、スタントマンのご出身。きっと本作には深い想いがあるはず。人の想いが詰まった作品は必ず面白いのでとても楽しみです。 園崎未恵(ジョディ・モレノ役) 「SF大作ラブストーリー」という、てんこ盛りの壮大な映画を撮る監督のジョディを演じています。エミリー・ブラントは芯の強いキャラクターが多いですが、今回は少し違った方向性の芯の強さと、恋愛要素の可愛らしい一面もあって、演じていてひたすら楽しかったです! 映画の小ネタがたくさん出てくるので、映画が好きでこれまで多くの作品をご覧になっている方にはハッとするシーンがたくさんあると思いますよ。噛めば噛むほどいろんな味がある作品です。 あ、あとこれは皆さんに伝えなくちゃ! エンドロールで絶対に席を立たないでくださいね! 津田健次郎(トム・ライダー役) 今回、エゴイスティックで狡猾な俳優を演じさせて頂きます。再びアーロン・テイラー=ジョンソンさんの吹替をやらせて頂けるのが嬉しいです。アーロンさんの作る空気を大切にしながら楽しんで演じようと思っております。是非劇場に足を運んでください。楽しんで頂けますと幸いです。 五十嵐麗(ゲイル・メイヤー役) ゲイルという自分の欲望を満たすためにまっすぐなプロデューサーを演じています。 彼女は欲望のために動いているのだけれどもそれって実は素直で真面目で一生懸命ということなんだと思います。 実際に演技しているハンナ・ワディンガムも楽しそうにしているし、そんな彼女に乗っかって、新しいものが出てくるといいなという気持ちで吹き替えました。 本編もわかりやすいストーリーなので、難しいことを考えずに頭を空っぽにして、勢いのあるスタントシーンや、コルトとジョディの意外にピュアな可愛らしい恋愛シーンを楽しんでください。ゲイルのゲスなところも忘れずに! とにかく、映画館のド迫力の画面で見なきゃだめですよ! 木村昴(ダン・タッカー役) 以前も『ブラック・パンサー』で演じさせていただいたことのある俳優さんですが、今回も演じることができて嬉しかったです。前回は威厳がある強い戦士役でしたが、今回は全体を通してコミカルな部分があったので、この声でジョークを言えたのが新鮮で楽しかったです! 映画の裏側を描く本作で、ダンとコルトの会話で有名な映画の名台詞が沢山出てくるのがとても面白いな! と感じています。主演のライアン・ゴズリングが、スタントマンへの感謝を語っていましたが、この作品を観ることで、映画の裏側を知ってもらい、映画の熱さをより体感してもらえたらと思います! 種﨑敦美(アルマ・ミラン役) 今回担当させていただいたアルマは、大物俳優トム・ライダーのアシスタントで、ある時ライダーに関するとあるネタを手に入れてしまって...…さて、どうするんでしょう! 久しぶりの吹替のお仕事だったので収録が始まるまではとても緊張していたのですが、緊張してたらもったいない!というかそんな暇ない! というくらい勢いのある作品なので、心も体も前のめりに収録に臨ませていただきました! 楽しかったです!!! 本作は、アクションが、画面全部がド迫力です!!映画の「こちら側」、制作側からの映像にも自分は興味津々でした。 いろんな楽しみ方を、劇場で是非、体感してくださいませ……!
リアルサウンド編集部