アモリム退任でチームはドタバタ状態? 守田所属のスポルティングCPは2位後退&監督の再交代へ動くことに
後任のペレイラは8試合で解任
今季序盤は快調だったポルトガルの名門スポルティングCPだが、事態は急激に変化している。2020年から4年にわたってチームを指揮してきたルベン・アモリムが11月にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任することになり、スポルティングはシーズン途中にチーム編成の変更を余儀なくされたのだ。 アモリムの後任となったのはジョアン・ペレイラだったが、チームは一気に失速。ペレイラ体制の8試合では3勝しか挙げられず、国内リーグでは格下のサンタ・クララ、モイレンセにも敗北。リーグ首位の座をベンフィカに明け渡すことになり、現在ベンフィカが勝ち点38で首位、スポルティングは37で2位、FCポルトが同37で3位と、ポルトガルリーグの戦いは名門3クラブによる大接戦となってきた。 スポルティング側もこの事態に素早い動きを見せ、25日にペレイラを解任。ポルトガル国内での指導者経験が長く、今季からヴィトーリア・ギマランイスを指揮していたルイ・ボルジェスを引き抜いたのだ。 ボルジェスは就任にあたって「今が絶好のタイミングだ。非常に前向きだし、物事は起きるべきタイミングに起こるもの。これは目指してきたチャンスだ。ポルトガルのトップクラブの指揮官となり、これ以上幸せなことはない。チームを見れば、選手たちは最高だ」と挑戦を楽しみにしているようだ。 初陣となるのは、何と29日のベンフィカ戦だ。いきなり負けられないゲームで、年明けにはFCポルトとの国内カップ準決勝も控えている。この2試合はプライドにかけて負けられないものとなるが、スポルティングはアモリム退団から立ち直れるか。
構成/ザ・ワールド編集部
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